imagine
水曜日, 1月 28, 2009
日曜日, 1月 18, 2009
人相
人は見かけに依らないとは言え、大体人の顔を見たらその人がいい人か悪い人かわかると思いませんか?
昨日たまたま東京MXテレビを見てたら石原慎太郎東京都知事と田母神俊雄前航空幕僚長が対談してまして、画面から映し出されるその二人の姿といったらもう恐ろしくて見てられませんでした。
「エイリアンVSプレデター」、「フレディVSジェイソン」なんか相手になりません。
奇奇怪怪なオーラが出まくりでした。
二人の顔の怖いこと。顔がねじれて一周回って元の位置に収まってました。
話の内容は大体想像つくと思いますが、むしろ二人の間に置かれたローテーブルの下に押してはいけない「ボタン」があるのではないかと思うぐらいです。
これに麻生太郎なんかが加わった日にはもうホラーです。
対抗できるのは星野仙一、田淵幸一、山本浩二の北京トリオぐらいです。(この三人のカレーのCMもかなり怖い・・・)
かの立川談志が「本物か偽物かを見分けるのが人生」と言ってましたがまさにそのとおり。顔を見たら本物か偽者かは80%ぐらいわかりますわ。
僕も顔を引き締めて午後からの仕事に取り掛かろうと思います。
話は変わりますが、いや話は”CHANGE”しますが、明後日オバマの就任式ですね。
水曜日, 1月 14, 2009
最初にして最高の本
新年あけましておめでとうございます。
早速ですが本の話。
2008年の一年間、活字嫌いの僕にしては珍しく40冊から50冊の本を読みました。
本を読むことがこんなに素晴らしいこととは知りませんでした。
やっぱり知識武装は最強です。
2009年最初に手にした本「奇跡のリンゴ」は今年最初にして最高の本です。
農薬も肥料も一切使わずリンゴを栽培することに挑戦した木村秋則さんの物語です。
リンゴの無農薬無肥料栽培はほとんど行われていないようです。
それだけリンゴは繊細で育てるのが難しい農作物だそうです。
木村さんのきっかけは一緒に農業を営んでいる奥さんが身体的に農薬に弱かったこと。
それを何とかしたいと始めたのが木村式の無農薬無肥料リンゴ栽培でした。
ちなみに実際のところ僕たちがスーパーで手にする果物の残留農薬はほとんど体に影響がないぐらいまでになっているそうですが、それを栽培する農家の人達はもろに農薬をかぶっています。
で、この本、別に環境問題とかオーガニックとかそんな話ではありません。
無農薬無肥料リンゴができるまでの木村秋則さんのチャレンジ、その栽培方法の難しさから木村さんの一家は極貧生活を強いられるようになり遂には木村さん自身が自殺する寸前まで追い込まれます。しかし木村さんは信念を曲げず最後の最後まで夢に向かって突き進み最後にリンゴを実らせます。
リンゴを実らせたものは何か?
木村さん曰く、リンゴの土から出ている幹や葉の部分だけを見ててはだめ。土に隠れている根の部分、また土そのもの、もっと視点を拡げて行くと森全体を見ないといけないとのこと。
人間もまた同じ。
自分一人では生きられないし周りの人達を支え周りの人達から支えられ生きている。
そういうことをこの木村さんのリンゴから学びました。
木村さんのリンゴは今なかなか手に入らないそうです。
でも木村さんはこのリンゴに希少価値が付くことを目標にしてません。
あくまで木村さんのリンゴがスーパーに並ぶ普通のリンゴと同じ程度の価格で、同じぐらいの量が流通することを目標としてます。
木村さんの努力や夢、生き様、自然の壮大さを優しい気持ちで感じることが出来る素晴らしい一冊です。