人は見かけによらんなぁ・・・

正直じっくり聴くまでは何か「色もん」っぽい、アホで無謀でがさつで、いかにもアメリカっぽい、デリカシーのかけらもない、お下劣なバンドと思ってました。

この写真みたらそう思いますよね？？

でも全然違うんです。

ほんまにええバンドなんです。

みんながみんなメンバーのことめっちゃ大事にしてると思うし、メンバーのことが好きやと思う。

じっくり聴きだしたのはアルバム「californication」あたりからなんですが、そのアルバム「californication」のCDのジャケットに四人が円陣を組んでる写真があるんです。僕はその写真を見る度に泣きそうになります。

ジョン・フルシアンテ（G）が電撃的にバンドを離れ、紆余曲折あった末の復活 ⇒ 円陣組んで出直そう！ ⇒ 「californication」。

この流れは最高です。阪神タイガースで言うところの「JFK」です。

ちなみに、映画「パッチギ」のお葬式でおじいちゃんが激怒するシーンと、ウルフルズにジョン・B・チョッパーが復帰したときのトータスのコメントとこの「円陣写真」が僕の「3大涙腺ゆるみシチュエーション」です。

ということで昨日の東京ドームは最高でした。

ジョン・フルシアンテなら抱かれてもいいと思いました。

行こうか行くまいか・・・

迷った末、やっぱり行こうと決意し、八時に仕事を切り上げて見てきました、『大日本人』。

面白い面白くない、そんなことはもはやどうでもいいんです。

間違いなく自分の文化形成に大きな影響力を与えた松っちゃんの作品ならば見ない訳には行かない。

内容は各個人の評価に全てお任せするとして、僕は非常に面白かったし、愛があったし、寂しさも悲しさもありました。

是非見て下さい。