imagine

火曜日, 11月 25, 2008

変化


やっぱり歳を重ねると色んな変化があるもんで、思考とか思想とか生き方とか、食べ物の好みから音楽の趣味まで。
特に今年はその変化が顕著に表れ始めたような気がする。

例えば今年は本を沢山読んだ。
きっかけは知り合いに紹介された美容室で髪を切るようになり、そこで出会った美容師さん(33歳男性)の勧めで読んだ「夢をかなえるゾウ」。今やドラマ化されるほど人気の本であるが、確か去年の暮れぐらいに読んでその後は取り憑かれたように本を読んだ。
一度本を読み出すとそこから芋づる式に色んな本に手を出すようになって経済の本に辿り着き、最近の金融危機と丁度バッティングし日経平均株価などを毎日チェックすることが日課になるというライフスタイルの変化にまで行き着いた。
本を読み始めたことにより毎日の通勤電車の中での時間が今までは音楽を聴いていた時間だったのが読書の時間に変わった。

それにより音楽を聴く時間が極端に減った。考えてみると今年買ったCDの枚数は5枚にも満たないかもしれない。
しかもロック一辺倒だった音楽の趣味も徐々に変わり始め、それこそEXILEもPERFUMEも、ちょっとジャズっぽいものまで幅広く聴くようになった。
中でも今一番のお気に入りがeartというバンド。
あまり馴染みのない名前だと思いますがそれもそのはず、僕の知り合いの友達のバンドで東京都内のライヴハウスなどを中心に活動をしているバンドでゆったりとした気持ちいい音楽を聴かせてくれる。なかなかタイミングが合わずライヴには行けていないが近いうちに必ず行ってみたい。
気になる方はチェックしてみて下さい。
http://eart.nu/profile.html
http://jp.youtube.com/watch?v=7i6jNPTPeIg&eurl=http://kaol.exblog.jp/

「変化を素直に受け止められるようになる」ということが「いい感じで歳を取る」ということかもしれない。

月曜日, 11月 24, 2008

慈善、善意、偽善


偽善も善意ではないのか?

例えば、「不都合な真実」で環境問題の現状を指摘したゴア元副大統領が「大きな家に住んでいてそこでは一般家庭の約20倍の電力を消費している」と批判されても、結果的には彼が環境問題に取り組んでいて、その貢献度を考えるとプラスマイナス0でやはりゴア元副大統領の取り組みは評価されるべきだと思う。

昨日、島田紳助さんが司会をしている「行列のできる法律相談所」という番組で芸能人・著名人達が絵を描きそれをオークションしてその収益金でカンボジアに学校を建てるという企画を放送していたが、その中で一枚の絵を300万円で落札した人が「自分の誕生日プレゼントとして好きなものを落札し、それが誰かの役に立っていると考えるとこれ程嬉しいことはない」と言っていたがこれを一個人の自分への誕生日プレゼントというある意味個人のエゴの塊と考えるのか、もしくは本人が言うように「誰かの役に立っている」という部分を評価するのかということを考えると僕は断然「誰かの役に立っている」という部分を評価したい。

そう考えるとビル・ゲイツがあと人生を10回やり直せるぐらい儲けてて、その一部分を寄付したり財団を作ってチャリティしたりすることを好感度を上げるための作戦だとかいう人達もいるが金額の大小に関わらずこのような慈善活動を実践することは何を言われようが素晴らしく高貴な行動だと思える。

やっぱり人生も仕事も少なからず誰かの役に立ってないと何の意味もないのかも知れない。場合によっては偽善という名の善意もあるのではないのだろうか?

日曜日, 11月 23, 2008

去るもの日々に疎(うと)し・・・



とは、「去っていった者は時が経つにつれ徐々に忘れ去られてしまう」という諺で、英語では”out of sight,out of mind”(視界から外れると心からも外れる)とか言ったりするんですけど、ここ最近我らがタイガースからは特に大物と言われる選手が辞めるとか出て行くとかということは少なく、むしろ他球団で、それも「球団の顔」とも言うべき選手が次々と入団してきてくれています。(今年は岡田監督が辞めますが・・・)
金本にしろ新井にしろ、下柳にしろ矢野にしろ。
気付いたら生え抜きの選手よりも他球団から来た選手が今のタイガースを背負ってる感じです。

だから出す側の気持ちが最近ではなかなか想像できなくて、「金本、新井をタイガースに出すカープファンの気持ち」、今年でいうと「『ハマの番長』三浦大輔が阪神に出て行こうとするベイスターズファンの気持ち」は、何とも言えない寂しさとそわそわした感じと一抹の怒りが入り混じってて辛いと思います。
『モナ岡』ことジャイアンツ二岡が出て行くことには、「清々した」と思う人もいれば同情する人もいれば選手会長までさせておいて巨人は残酷やな~と思う人もいれば色々だと思います。

それはさて置き来年の我らがタイガースは真弓新政権でのスタートとなります。
85年の21年ぶりの日本一をトップバッターとして支えた真弓明信は僕の幼少時代のヒーローでした。
こうして自分が一番熱中してた時代のスター選手達がどんどん監督の座に付き指揮を取る姿は、自分が歳を取ったことの裏返しではありますがそれよりも嬉しさの方が大きいです。
今年で言うと渡辺久信であり大石大二郎であり。

そろそろ本格的なストーブリーグが始まり他球団に移籍する選手、戦力外通知を受けたけどテストで再入団を果たす選手、育成選手から飛躍し年俸を倍増させる選手、ダブルのスーツで契約更改に臨み思いもよらない低評価で契約を「保留」にし憮然とした態度で記者会見の席に姿を現す選手などまさに悲喜交々のプロ野球オフシーズンです。
来年にはWBCもあります。

僕のプロ野球熱は弱いながらも冷めておりません。