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火曜日, 6月 22, 2010

演劇らくご「疝気の虫」初日

凄かった。
人間が目の前で躍動する。
汗が飛び散る、唾をまき散らす。
このエネルギーが人の心を動かす。
昔英語の先生が、「moveという動詞には「動く」の他に「感動する」という意味があります。「心が動く=感動する」と覚えて下さい」と教えてもらったことを思い出した。エピソードが貧相だが。
あと一週間続きます。
是非お出かけ下さい!!



<告知>
下町ダニーローズ第12回公演
演劇らくご
『疝気の虫』

一部:古典落語「疝気の虫」立川志らく
二部:「疝気の虫 鉄拐後日談」

脚本・演出:立川志らく

6月22日(火)〜30日(水)全13公演
池袋 シアタークリーン BIG TREE THEATER

http://shitamachi-dannyrose.com/saishinkouen.html

演劇らくご「疝気の虫」

今日からいよいよ始まります!
志らく師匠の落語家生活25周年の集大成。

燃えよ志らく!
爆ぜろ志らく!
狂え志らく!
初日からぶっ飛んじまえ志らく!
(敬称略)

初日お伺いします。楽しみです。

<告知>
下町ダニーローズ第12回公演
演劇らくご
『疝気の虫』

一部:古典落語「疝気の虫」立川志らく
二部:「疝気の虫 鉄拐後日談」

脚本・演出:立川志らく

6月22日(火)〜30日(水)全13公演
池袋 シアタークリーン BIG TREE THEATER

http://shitamachi-dannyrose.com/saishinkouen.html

日曜日, 6月 20, 2010

落語備忘録 5月

「最近、ていうか長い間落語のことばっかりですね。」

とよく言われますが、僕が今さらどこどこのカフェでランチしました!とか、仕事の愚痴なんかをブログに載せても仕方ないので引き続き「落語人」としての僕をこのブログで披露します。
普通の私とはブログでなく、じかに付き合って下さい。

ということで始めます、5月の部。

・5/2(日)大江戸特選寄席 立川志らく独演会 at ホテルニューオータニ
志らく 鉄拐
談志 ジョークあれこれ
志らく シネマ落語 たまや〜天国から来たチャンピオン〜

ホテルニューオータニの特設会場での”変な”落語会。志らく独演会にゲスト談志という夢の落語会。家元復帰戦第二弾。
1992年発行の書籍「立川談志独り会 第一巻」の「鉄拐」のところの記述を引用します。

「鉄拐」をここまで創り上げたのは私だ。・・・これを土台にして、それぞれの作品にして欲しい。小朝でも、志の輔でも、志らくでも。またこの落語に興味をもたない落語家に、私は興味はない。

・5/4(火)立川志らく25周年記念公演 立川志らく独演会 at よみうりホール
志らく・談志 挨拶
志らく 寝床
談志 ジョークあれこれ
志らく らくだ

志らく・談志の2ショット、狂気の二人。これが「伝承」なんでしょう。「報・連・相」だけでは気持ちも何も伝わらんね。

・5/7(金)立川志らく 第二回 続・志らく百席 at 横浜にぎわい座
らく次 引越しの夢
志らく 鰻屋
志らく 湯屋番
志らく 柳田格之進

「柳田格之進」が変化した。友情、武士のプライド、弱い自分・・・
ところで、万屋金兵衛は本心で柳田に尽くし友達付き合いをしたのだろうか?侍と仲良くすると何かと得するというような下心はなかったのか・・・

・5/16(日)志らく一門会 at 上野広小路亭
らく八 子ほめ
らく次 干物箱
志ら乃 二人の花嫁(新作)
志らべ 岸柳島
志らく 天災

落語に興味を持ち出した最初の頃、家元の天災を初めて聴いて衝撃を受けた。
「おっ母さんを打ち打擲(ちょうちゃく)なさる。」
「うんちチョクチョク??」

・5/21(金)下丸子らくご倶楽部 at 大田区民プラザ
はちべえ(志らべ・らく八) 漫才
志ら乃 権助提灯
花緑 ちりとてちん
江戸家まねき猫 声帯模写
志らく 堀の内

「堀の内」。気が遠くなるまで笑った。

・5/23(日)立川志らく・立川談笑二人会 at さいたま市民会館おおみや
らく兵 子ほめ
談笑 がまの油
談笑 片棒
志らく 子別れ

前々回の投稿「奥田民生の「息子」と立川志らくの「子別れ」」参照のこと。

・5/25(火) 第四回産経新聞平成特選寄席 at 赤坂区民センター
らく次 看板のピン
菊六 粗忽長屋
白鳥 はじめてのフライト
彦いち 羽団扇
志らく 寝床

5/4の独演会以来の「寝床」。長屋の住人の言い訳、奉公人の悲しいエピソード、極めつけは「平助さんの悲劇」。「がんもどきの製造法」のくだり、「蔵の中を義太夫が渦巻く」というところはいつ聴いても面白い。傷痍軍人(しかも旦那の義太夫で負傷)まで出てくるとは思いませんでした。

・5/28(金)立川流落語会 at 国立演芸場
春太 牛ほめ
錦魚 寄合酒
談大 町内の若い衆
志遊 粗忽の釘
雲水 あたま山
談春 棒鱈
志らく 短命
文字助 雷電の生涯
松元ヒロ スタンダップコメディ
ぜん馬 中村仲蔵

念願の会。談春、志らく”以外”のお気に入りを探しに行ったつもりが、後にも先にも談春、志らくでした・・・他の方々すいません。

・5/28(金)柳亭市馬落語集 第三夜 at 日本橋劇場
市助 道灌
市馬 木乃伊取り
三浦洸一 歌謡ショー
市楽 鮫講釈
市馬 厩火事

厩火事は「お前さん、もろこしだね」が最高です。

水曜日, 6月 09, 2010

落語備忘録

落語備忘録が丸々二ヶ月も停止してた。
よ〜し、書くぞ!

・4/3(土)春の若手花の三人の会 at グリーンホール相模大野
立川こはる 真田小僧
柳家花緑 二階ぞめき
柳家三三 花見の仇討ち
立川談春 慶安太平記 吉田の焼き討ち

「慶安太平記」より。「ここからが面白くなるんですが、今日はこの辺でお時間です」にはもう狼狽しません。

・4/5(月)志らくのピン at 内幸町ホール
立川らく次 引越しの夢
立川志らく 長屋の花見
立川志らく 付き馬
立川志らく 松山鏡

「長屋の花見」より。かまぼこ=大根の漬け物、卵焼き=沢庵まではよしとしよう。まぐろの刺身=人参、いくら=育ちの悪いトマト、ここまで来るところがやっぱり志らく落語。

・4/8(木)池袋演芸場4月上席
(抜粋)
桃月庵白酒 馬の田楽
柳家喬太郎 幇間腹
柳家さん喬 短命
柳家権太楼 試し酒
柳亭市馬 粗忽の釘
古今亭菊之丞 明烏

・4/13(火)立川流落語会 at 紀伊國屋ホール
立川談修 宮戸川
立川志らく 茶の湯
立川談春 庖丁
立川談志 ジョーク〜落語ちゃんちゃかちゃん
     首提灯

祝!家元大復活。復活の祝いは色気と艶の「庖丁」と、ピーター&ジョンソンでお馴染みの「茶の湯」。最高の夜をありがとう。(文字にするとピーター&ジョンソンって意味不明ですね・・・)

・4/17(土)立川志らく独演会 昼の部 at 三鷹市芸術センター星のホール
立川らく兵 居酒屋
立川志らく 百川
立川志らく 青菜
立川志らく 子別れ

「しゃくべえっちいやす(百兵衛って言います)」がいいです。

・4/17(土)立川志らく独演会 夜の部 at 三鷹市芸術センター星のホール 
立川らく兵 宮戸川
立川志らく 後生鰻
立川志らく 長屋の花見
立川志らく 百年目

1ヶ月ぶりに観た「百年目」。志らく師匠曰く、単純な上司と部下の美談ではないと。むしろ恩着せがましい上司の噺だと。

・4/21(水)新文芸坐落語会 at 池袋新文芸坐
立川志らら 鰻屋
三遊亭兼好 壷算
桂平治 源平盛衰記
立川志らく らくだ

「来るの来ねえの言ったら・・・」「かんかんのうですか?!」

・4/23(金)下丸子らくご倶楽部 at 大田区民プラザ
柳家花ん謝 天災
立川キウイ 反対車
立川志らく 松山鏡
柳家花緑 愛宕山

志ん朝の「綺麗さ」は花緑師匠が継承すればいいのではないか。

・4/27(火)立川志らく独演会 at 麻布区民センター
立川らく八 子ほめ
立川志らく 野晒し
立川志らく 大工調べ
立川志らく おせつ徳三郎

ちょうど小三治の「野晒し」と小さんの「大工調べ」を聴き込んでた時に偶然の出会い。
「骨(こつ)ぅぅ〜」

・4/28(水)立川志らく25周年 志らくDVD発売記念落語会
立川志らく 洒落小町
立川志らく 浜野矩隨
立川しらく らく塾(質疑応答&トーク)

DVD第1、2集買いました。これ、凄くいいDVDです。副音声で志らく師匠が同時解説をしてます。「これは談志のフレーズ」、「これは志ん生のフレーズ」、「これは無理矢理笑わせようとしている」など志らく落語の「素(す)」の部分が見られます。

ということで、4月分を書き終えた所で力尽きましたので風呂入って寝ます。