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日曜日, 6月 20, 2010

落語備忘録 5月

「最近、ていうか長い間落語のことばっかりですね。」

とよく言われますが、僕が今さらどこどこのカフェでランチしました!とか、仕事の愚痴なんかをブログに載せても仕方ないので引き続き「落語人」としての僕をこのブログで披露します。
普通の私とはブログでなく、じかに付き合って下さい。

ということで始めます、5月の部。

・5/2(日)大江戸特選寄席 立川志らく独演会 at ホテルニューオータニ
志らく 鉄拐
談志 ジョークあれこれ
志らく シネマ落語 たまや〜天国から来たチャンピオン〜

ホテルニューオータニの特設会場での”変な”落語会。志らく独演会にゲスト談志という夢の落語会。家元復帰戦第二弾。
1992年発行の書籍「立川談志独り会 第一巻」の「鉄拐」のところの記述を引用します。

「鉄拐」をここまで創り上げたのは私だ。・・・これを土台にして、それぞれの作品にして欲しい。小朝でも、志の輔でも、志らくでも。またこの落語に興味をもたない落語家に、私は興味はない。

・5/4(火)立川志らく25周年記念公演 立川志らく独演会 at よみうりホール
志らく・談志 挨拶
志らく 寝床
談志 ジョークあれこれ
志らく らくだ

志らく・談志の2ショット、狂気の二人。これが「伝承」なんでしょう。「報・連・相」だけでは気持ちも何も伝わらんね。

・5/7(金)立川志らく 第二回 続・志らく百席 at 横浜にぎわい座
らく次 引越しの夢
志らく 鰻屋
志らく 湯屋番
志らく 柳田格之進

「柳田格之進」が変化した。友情、武士のプライド、弱い自分・・・
ところで、万屋金兵衛は本心で柳田に尽くし友達付き合いをしたのだろうか?侍と仲良くすると何かと得するというような下心はなかったのか・・・

・5/16(日)志らく一門会 at 上野広小路亭
らく八 子ほめ
らく次 干物箱
志ら乃 二人の花嫁(新作)
志らべ 岸柳島
志らく 天災

落語に興味を持ち出した最初の頃、家元の天災を初めて聴いて衝撃を受けた。
「おっ母さんを打ち打擲(ちょうちゃく)なさる。」
「うんちチョクチョク??」

・5/21(金)下丸子らくご倶楽部 at 大田区民プラザ
はちべえ(志らべ・らく八) 漫才
志ら乃 権助提灯
花緑 ちりとてちん
江戸家まねき猫 声帯模写
志らく 堀の内

「堀の内」。気が遠くなるまで笑った。

・5/23(日)立川志らく・立川談笑二人会 at さいたま市民会館おおみや
らく兵 子ほめ
談笑 がまの油
談笑 片棒
志らく 子別れ

前々回の投稿「奥田民生の「息子」と立川志らくの「子別れ」」参照のこと。

・5/25(火) 第四回産経新聞平成特選寄席 at 赤坂区民センター
らく次 看板のピン
菊六 粗忽長屋
白鳥 はじめてのフライト
彦いち 羽団扇
志らく 寝床

5/4の独演会以来の「寝床」。長屋の住人の言い訳、奉公人の悲しいエピソード、極めつけは「平助さんの悲劇」。「がんもどきの製造法」のくだり、「蔵の中を義太夫が渦巻く」というところはいつ聴いても面白い。傷痍軍人(しかも旦那の義太夫で負傷)まで出てくるとは思いませんでした。

・5/28(金)立川流落語会 at 国立演芸場
春太 牛ほめ
錦魚 寄合酒
談大 町内の若い衆
志遊 粗忽の釘
雲水 あたま山
談春 棒鱈
志らく 短命
文字助 雷電の生涯
松元ヒロ スタンダップコメディ
ぜん馬 中村仲蔵

念願の会。談春、志らく”以外”のお気に入りを探しに行ったつもりが、後にも先にも談春、志らくでした・・・他の方々すいません。

・5/28(金)柳亭市馬落語集 第三夜 at 日本橋劇場
市助 道灌
市馬 木乃伊取り
三浦洸一 歌謡ショー
市楽 鮫講釈
市馬 厩火事

厩火事は「お前さん、もろこしだね」が最高です。

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