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火曜日, 2月 24, 2009

落語のこと


落語のことを色々書きたいんです。
でもなかなか筆が進みません。
書くことに億劫になっているのではなく、書くことが多過ぎて、気づくことが多過ぎて、勉強になることが多過ぎて何から書いていいのやら、どこから書いていいのやら。
書くぐらいやったら自分の気持ちをわかってほしい人を誘って飲みにでも行って、散々しゃべり倒したい気分です。
それほど今落語に没頭しています。

2/14の立川談春、とにもかくにも皆さん、談春さんが書いてらっしゃる「赤めだか」という本を読んで下さい。

2/20の柳家小三治、「まくらの小三治」を存分に体験できたし、「初天神」のあの父親と息子の掛け合いは痛快そのもの。面白くてかつ心が温まって。
※「まくら」とは、落語の本編に入る前のトークのことです。

2/23の立川談志一門会、立川談笑さんの相変わらずのアバンギャルド古典落語「薄型テレビ算」(元ネタ「つぼ算」)、理不尽極まりないキャラクター作りは談笑さんの真骨頂です。
初めて見る柳亭一馬さんの「堪忍袋」、夫婦喧嘩も粋なものです。

満を持しての快気祝い、立川談志さんの「つるつる」。
僕が評論することに何の意味もないので評論は割愛。
談志さん曰く「一席できたことがよかった・・・」という言葉にじーんと来ました。ファンも同感です。
「初めての老人に戸惑っている」とおっしゃる談志さん。ここ二年ぐらい終末思想が言葉の端々から出てきており、自身でも「立川談志を整理している」らしいですけど、もう一席、もう二席、もう三席宜しくお願い致します。


落語は人生の業の肯定である。(立川談志)

木曜日, 2月 19, 2009

あそこで一発


http://www.youtube.com/watch?v=CdyJrZonX_A&feature=related

中川さん、
あそこで一発ゲロでも吐いてたらよかったのに・・・
そうしてたらもしかすると国民は全員あなたを同情したかもしれません。

「麻生さんの陰でさぞお疲れでしょう・・・」
「国会にG7に、大臣も激務でお疲れですね・・・」
「100年に一度の不況を打破すべく、東奔西走する財務大臣・・・」

もしくは思い切って会見の開口一番、

「あ〜イタリアのワインはやっぱり美味い!」

これぐらい言って退ける度胸があればかっこよかったのに。

・・・

何はともあれ酒が身を滅ぼした典型的な例です。
落語「芝浜」の

「あ〜ダメだ、また夢になるといけねぇ」

の魚屋の勝っつぁんを少しは見習って下さい。

そういえば落語サーキット。
先週の立川談春は「素人義太夫」に「三軒長屋」の二席。
初生談春でしたが面白かった〜。思ったよりも性格が控えめな感じでしたが。
で、明日は柳家小三治独演会。「芝浜」は季節柄ないでしょう。「小言念仏」とかわりと好きです。ちなみに月曜日、前回書き忘れましが立川談志一門会です。
贅沢な二週間です。