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金曜日, 4月 27, 2007

トレイン寄席



ここ最近の楽しみといえば通勤電車で聞く『落語』です。


今までも会社の行き帰りには英語の勉強のために英字新聞を読んだり、音楽を聴いたりと色んな楽しみはありましたが、最近はもっぱら『落語』です。


もちろん、英字新聞や音楽は今も続けておりますが。





私自身、生まれも育ちも大阪だけに、東京の噺家さんの落語よりもいわゆる上方の落語の方がどこかしっくり来ます。


私はまだまだ聞き始めたばっかりなのでベタなとこから、桂米朝、桂枝雀、桂南光あたりから聞き漁っております。


中でもお気に入りは桂枝雀の「高津の富」で、クライマックスはまさに”圧巻”です。(ちなみに「人志松本すべらない話」の7弾か8弾で千原Jr.がちょろっと話題にしてた噺です。)



クライマックスの


「当たったぁぁぁ!当たったぁぁぁ!当たったぁぁぁ~!」





まさに”圧巻”です。








噺自体の面白さも興味があるのですが、私はその芸の細かさやうまさ、熟練の度合いに非常に興味があります。





「この人、相当稽古してはんねやろなぁ~」





素人には絶対真似できない語り口で一人何役もこなし、聞く人の想像力を無限大に膨らませるぐらいのパワーが落語にはあります。


多分それは一朝一夕で習得できるもんでもなく、地道な努力の積み重ねがなせる技だと思います。





電車だけに、芸の道は特急ではなく各駅停車やなと。





(ドンドン、コンチキチキチンチン・・・・・)

月曜日, 4月 16, 2007

東京タワー オカンもオトンも僕も時々


東京に来て丸7年経つ。

年々地元に帰ることが少なくなってきてて、今や年3回帰れば多いくらいだ。

最近は同級生の結婚ラッシュもパタッと止まり、会社がカレンダーどおりの休みでないのも重なってよっぽどのことじゃない限り帰る用事も帰るタイミングもない。


去年たまたまうちの両親がゴールデンウィークを利用し東京に遊びに来た。

久しぶりに親子水入らずで毎晩一緒にご飯を食べ、酒を飲み、僕の板橋の2Kの部屋で一緒に寝た。
六本木ヒルズにも一緒に行った。

と言いつつ、毎日会社を休む訳には行かなかったので、僕が会社に行ってる間には二人で部屋の掃除やら、池袋まで買い物に行ったりしていた。会社から帰ってきたら秘蔵のエロ本が普通の雑誌と一緒に本棚に綺麗に並んでいたりもした。



彼らの中でなんとなく「ゴールデンウィークは東京」という図式を確立しようとしているのか、


『そろそろゴールデンウィークやし東京行くわ』


とオカンから電話があった。


まぁ、ええっか。めったにでけへん親孝行でもしますわ。

でも先言うとくけど、


『今年ぐらい結婚しようと思うねん・・・』


みたいなサプライズ超親孝行発言は残念ながらございません。
申し訳ございません。ご了承下さい。


まあ、髪はだいぶ伸びたんで、オダギリジョーの代役にはなれそうやで。顔の中身は違うけど。