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日曜日, 8月 23, 2009

談笑、志らく、家元談志、、、たい平

8/21(金) J亭 談笑落語会 四季 夏 夏 part3
談笑 「お化け長屋」
談笑 「片棒・改」
談笑 「青菜」
スペシャルゲスト・談志 「疝気の虫」

8/23(日) 立川志らく・林家たい平 二人会
らく兵 「洒落小町」
たい平 「青菜」
翁家勝丸 太神楽
志らく 「子別れ」

まずは談笑さん。
大きな体でポンポンポンと跳ねるように高座に上がってきて、袴をバッと広げて座り、にっこり笑う談笑さんの雰囲気が何とも好きで、独演会をはじめいろんなところで今年はよく観させてもらってます。
初めて観させて頂いた「お化け長屋」、「青菜」も、何度か観させて頂いてる「片棒」も相変わらず「グロいなぁ~」、「下ネタも冗談もキツイな~」、「女受けせえへんな~」と思いつつも終わったら意外と爽やか。
この感じ何なんでしょう?談笑さんの人柄?
「お化け長屋」の落げ・「長屋に越してきたのは実はらくださん」は僕にとってはサプライズの落げで天晴れでした。(この落げって昔からあったのでしょうか?)

家元・談志さんについては置いといて・・・

今日の志らくさん。
その前にたい平さん。
初めて観ましたがそんじょそこいらの笑点のオレンジの人ではございません。
安心して笑えます。確実に笑わせます。
談笑さんも演った「青菜」ですが、改めてこの噺を聴いてみて思ったことは、
1.熊五郎に散々悪態つきながらも最終的に「付け焼刃」に乗っかった嬶ぁは偉い!
2.熊五郎の「付け焼刃」に最終的に乗っかった連れも偉い!
3.それにしても熊五郎愛されてるんやな~

志らくさんの「子別れ」。
志らくさんの著書「全身落語家読本」で丁寧に解説・分析された噺を目の当たりにした喜び!
ハートウォーミングな噺を志ん生師からインスパイアされた演出に志らくさんのエッセンスを十二分にプラスさせ、「緊張と緩和」でまとめ上げた非常に素晴らしい新しい仕上がりに僕も一緒に行った連れも脱帽でした。
「緊張と緩和」、あの八百屋いいですわ~

で、21日の談志さんの話に戻るんですけど、最近自宅で転んだらしく今までにないぐらい身体が辛そうでした。心配です。

「疝気の虫」。
僕は観れなかったんですが最近志らくさんがすごい演出で演ったというのを聴きました。
それを知ってか知らずか談志さんは演られてましたけど、僕は勝手に「志らくさんが演った」ということを家元は知ってたと推測しています。
「志らくと話たい」というようなことを少し寂しげに言ってましたもん。
談笑さんは、談笑さんが作った「芝浜」の改作・「シャブ浜」を家元が最近聴いて褒めてくれたというエピソードを嬉しそうにしゃべってらっしゃって、この話を含めて師匠と弟子のそれぞれの想いを垣間見ました。
「志らくと話したい」という言葉、家元談志さんの早すぎる遺言といえば不謹慎でしょうか?大袈裟でしょうか?
一ファンの戯言として、知った口を利いている私をお許し下さい。

志らくと話してほしいなぁ~。呼び捨てですいません。

2 件のコメント:

Anonymous 匿名 さんは書きました...

林家たいへいさんはボクのご近所さん(武蔵野美術大卒)の同級生だったそうです。
学生時代から爽やかで人を笑わせることが上手かったそうです。
もっと落語ネタ以外の時事ネタも切り込んでください。

11:19 午前  
Blogger 虎師匠 さんは書きました...

>匿名さん
はじめましてでしょうか?
コメントありがとうございます。
実は「そんじょそこいらの笑点のオレンジの人」と思ってたのは僕自身なんです。
何となくの先入観で期待をしてなかったんですが蓋を開けたらびっくり!
やっぱり落語家さんは凄いです!
というか、先入観を持つのは駄目ですね。
野村克也氏も「先入観は悪、固定観念は罪」と申しておりました。

今後ともちょくちょく訪ねて頂きコメントをお願い致します。

1:47 午後  

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