夏の小三治
8月7日。
12時半の開演のところ池袋演芸場に到着したのが11時。
既に長蛇の列で座れるかどうかも微妙なところ。
結局あと一歩のところで座席は埋まり立ち見に。無念。
ま、これもいい思い出。夏の思い出。
「待ってました!」の小三治登場は夕方4時。ぎゅうぎゅうの人ごみの中での5時間立ちっぱなしは正直辛かったですが小三治登場で疲労も一気に晴れ多いに笑いました。
演目は「馬の田楽」。
まくらにふった「暑さについて」、「小学校に馬、でも夢なのか?」、「幅広の足、ウォーキングシューズについて」、「実の娘さんのメール、竹馬の思い出」の話のエッセンスが存分に散りばめられた「馬の田楽」。
特に夏の暑さ、田舎ののどかな風景が目の前に広がりました。
前日の6日(小三治休演)にも池袋演芸場に伺いましたが両日とも僕にとってはオールスターのラインナップで非常に満足しました。
6日昼の主任・柳家権太楼にはじまって柳家さん喬、柳家三三、柳家花緑、入船亭扇橋、初めて目の当たりにした柳家喜多八の「脱力系」落語にもどっぷりハマりました。
小三治が演じる子供の顔(馬の田楽)、権太楼が演じる大旦那の不貞腐れた顔(素人義太夫)、さん喬が演じるみかんに出会えた若旦那の顔(千両みかん)、喜多八が演じる八っつぁんの妄想にふける顔(野ざらし)・・・
色んな顔に出会えた夏の思い出でした。
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