<短期集中連載> 『電気屋の加藤』 その3
(あ~腹立つ!加藤、ほんま腹立つ!
仕事できる、でけへんはこの際目つぶるわ!どうひっくり返ってもお前が仕事でけへんのはもう十分わかった。
もうここまで来たら僕はお前に何も望まへん。とにかく気持ちよくスムーズに買い物させてくれ・・・
頼む・・・・・)
「・・・お客様、次は何をお探しで?・・・」
「え~~(イライラ)、デジカメ、デジカメ見せて下さい」
「・・・あ、はい・・・かしこまりました・・・デジカメコーナーは2フロア下になります・・・ご案内します」
ここでも加藤の「おもてなしの心」の欠如がいかんなく発揮されます。加藤はデジカメコーナーに向かっていそいそと歩き出します。僕は一瞬置いてけぼりになりました。ここで怒っても仕方ないと思い僕は早足で加藤の後を付いて行きます。
・・・
加藤のせいで無駄に早足を強要されながら僕らはようやく2フロア下のデジカメコーナーに到着しました。
「・・・お客様、何かお探しの機種などございましたら・・・」
「あの~(イライラ)、カシオのエクシリム(イライラ)、カシオのエクシリムあります??」
もはや僕の口調も若干荒れ模様です。
僕がイライラしていることに少しは気付いたのか、加藤は丁寧に丁寧にカシオのエクシリムを紹介してくれました。
仕事できる、でけへんはこの際目つぶるわ!どうひっくり返ってもお前が仕事でけへんのはもう十分わかった。
もうここまで来たら僕はお前に何も望まへん。とにかく気持ちよくスムーズに買い物させてくれ・・・
頼む・・・・・)
「・・・お客様、次は何をお探しで?・・・」
「え~~(イライラ)、デジカメ、デジカメ見せて下さい」
「・・・あ、はい・・・かしこまりました・・・デジカメコーナーは2フロア下になります・・・ご案内します」
ここでも加藤の「おもてなしの心」の欠如がいかんなく発揮されます。加藤はデジカメコーナーに向かっていそいそと歩き出します。僕は一瞬置いてけぼりになりました。ここで怒っても仕方ないと思い僕は早足で加藤の後を付いて行きます。
・・・
加藤のせいで無駄に早足を強要されながら僕らはようやく2フロア下のデジカメコーナーに到着しました。
「・・・お客様、何かお探しの機種などございましたら・・・」
「あの~(イライラ)、カシオのエクシリム(イライラ)、カシオのエクシリムあります??」
もはや僕の口調も若干荒れ模様です。
僕がイライラしていることに少しは気付いたのか、加藤は丁寧に丁寧にカシオのエクシリムを紹介してくれました。
「あ・・・はい・・・こちらがカシオの・・・」
ディスプレイの上の方に掲げられたメーカー名を指しながら丁寧に言いました。
「エクシリムでございます。」
商品の前に貼られた品名カードを指しながら言いました。
僕は加藤の指す方向を目で順に追いながら求めていた「カシオのエクシリム」をじっくり確認しました。
(あれ???あれれ????あれあれあれあれれ?????)
加藤の指す方向を順に追っていた僕の目の動きが一瞬止まりました。そしてすかさず再確認します。2回、3回と確認します。
(え~っと、どれどれ、カシオの・・・エクシリム・・・
え?ええ??えええ???)
「お前これ、パナソニックのルミックスやんけ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「大変もうしわけございませ~~~~~~~~~~~~~~~ん・・・」
実際はちいさな声で「すいません、これパナソニックのルミックスですけど」と冷静に言いました。
僕のかつぜつが相当悪かったのか、加藤が相変わらずアホなのか、真相は未だ闇の中です・・・
(まだまだまだ続く)
1 件のコメント:
最高にウケますね。
続きが読みたいです。
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