imagine

木曜日, 9月 10, 2009

聴いてみてガッテン!

先月の下北沢「牡丹灯籠」に引き続き行って参りました。

9/8 立川志の輔独演会 at 中野ZEROホール。
志の彦 真田小僧
メンソーレ 子ほめ
志の輔 みどりの窓口
志の輔 井戸の茶碗


世間的には「最もチケットの取りにくい落語家」と言われる志の輔さん。
一番の魅力を素人の僕なりに考えてみると、

「古典古典していないところ」

かなと。
口調も言葉尻もあくまで現代、現代というか今僕らが使っている言葉で演る。
だから聴きやすいしわかりやすいし文句なしに面白い!
どうひっくり返っても面白い。いちいち面白い。

悪い意味でなく、
まくらで最近の話題を散々喋って、急に古典の世界に引き込まれることがある。
別に僕は気にならないのだが、たま~に気になることがある。何か違和感を感じる時がある。
まくらを聞きながら噺にスムーズにのめり込んでる時に、急にパッと切り替えられる違和感。
中々うまく説明できないんですけど、ちょっと座りなおしたりベルトを締めなおしたり屈伸運動をしてしまいそうな違和感。
そんな違和感が志の輔らくごには全く感じない。

志の輔さんが出てきて高座に座り一礼して話し始めて落げて一礼して高座を降りてそでにはけていくまで、

全部ひっくるめて「一席の志の輔らくご」です。

どうです?わかります?
わからないでしょ?つくづく自分の「表現力」のなさに嫌になります。

世の皆さん、「ためしてガッテン」の人とか「ぺヤング」の人というのは志の輔さんの魅力の5%ぐらいですよ。
残り95%の志の輔さんの魅力を見ないと本当に人生に損をしますよ。
なかなかチケット取れませんが聴いてみて必ず「ガッテン!」します。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム