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月曜日, 7月 28, 2008

浮世根問(うきよねどい)


長屋のご隠居と八っつぁん。
八っつぁんは物知り(でも知ったかぶり)で有名なご隠居さんに矢継ぎ早に質問します。

「極楽はどこにある?」「がんもどきの裏と表は?」「いわしは何でいわし?」

・・・

「うなぎは何でうなぎって言うんです?」
「あれは昔のろと言ってな、鵜がのろを飲み込もうとすると食われてはいけねぇってんで鵜の首に巻き付いた。鵜は苦しくてもがいている。それを見たやつが「あぁ、鵜が難儀してる。ありゃうなぎ(鵜難儀)だ!」」
「へ〜なるほど、じゃ、うなぎを焼くと何で蒲焼きって言うんです?」
「鵜に食われるような馬鹿な魚だ。それを焼くからばか焼きだ、ばか焼きだ、蒲焼きだと」
「え?じゃ、ばか焼きでいいじゃないですか?」
「ひっくり返さないとよく焼けねえだろ!」
・・・
「しゃこは何でしゃこって言うんです?」
「しゃこは車エビに似てるだろ?あいつらは仲間だ。車エビは美味いから色んなものに追っかけられる。それを見たしゃこは仲間だからって『おーい!こっち来い!こっちへ逃げろ!こっちの穴に入って来い!こっち入って来い!・・・って車を入れてしゃこ(車庫)ってんだ」
・・・

個人的に今日のリクエストはこの「浮世根問」です。
まぁ、立川談志を堪能できるだけで満足です。

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