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水曜日, 12月 09, 2009

「私と仕事、どっちが大事?」

「私と仕事、どっちが大事?」

と詰め寄られた時、

①「お前に決まってるやないか」

と真顔でいう奴は偽物だ。ただのイタリア人だ。
どう考えて無理があるでしょ。

②「う〜ん・・・そんなん決められるか!どっちも大事に決まってるやろ!」

という奴の気持ちは凄くわかる。多分自分はこの部類。

③「仕事に決まってるやろ!お前、アホか!!」

という奴はカッコいい。抱かれてもいい。

と、大きく3つに分類してみました。

そこで本題ですが、落語に「中村仲蔵」という演目があります。
これは血筋・血縁を大事にする歌舞伎の世界で、伝統ある血筋ではないが歌舞伎役者の最高位である名題(なだい)にまでに出世した中村仲蔵という男の噺です。芝居に惚れ、芝居に徹底的に打ち込み、独自のアイデアとオリジナリティで名題になった中村仲蔵、またそこに描かれる師匠と仲蔵の物語、女房と仲蔵の物語。僕は割と好きな演目です。

初めて生で観たのが今年の3月、銀座ブロッサムで観た立川志らくの「中村仲蔵」。この銀座ブロッサムの「中村仲蔵」は後に、というか昨日の「志らくのピン」という落語会で立川志らくが今年一番の演目と自薦されておりました。
確かにこの時の志らくの「中村仲蔵」は圧巻で、噺の中に仲蔵の芝居に客が唸るという場面があるんですが、まさに自分がその客になったぐらい唸りました。
先月末の下丸子らくご倶楽部では柳家花緑が「中村仲蔵」を演じており、これまた凄い!
一緒に行った会社の後輩は号泣してました。
昨日の「志らくのピン」で約9ヶ月ぶりの「中村仲蔵」。

志らくの「中村仲蔵」と花緑の「中村仲蔵」。

僕の見解は、
志らくの「中村仲蔵」は上記分類の③。
とにかく自分の芸を貪欲に頑固に追求する。男のロマンたっぷりの男が惚れる「中村仲蔵」。

花緑の「中村仲蔵」は上記分類の②。
芸も大事、女房も大事。優し過ぎてどっちも捨てられない。
そんな優柔不断な一面と、役者としての覚悟が絡まりあって狼狽する感じ。

う〜ん、落語はやっぱり面白い!
同じ演目なのに何でこうも違うのか!
志らく本人も言ってたが下丸子で観た花緑の「中村仲蔵」が何か心に引っ掛かったと。
だからもう一度自分の2009年ベスト演目の「中村仲蔵」を考え直すのだと。
しかも明日の越谷の志らく・花緑の二人会でお客さんよりもむしろ花緑に、志らくの「中村仲蔵」をぶつけるのだと。

志らくも花緑もカッコ良過ぎますわ!
これ、ある意味喧嘩ですよ。
野茂対清原の250倍ぐらいカッコいいですよ。

明日の越谷の二人会。有給とって良かった。

話は変わって落語報告。

・11/18(水) 柳家三三独演会「秋二夜」 at 大宮ソニックシティ
柳家わさび 真田小僧
柳家三三 二番煎じ
柳家三三 文七元結

・11/20(金) 立川談春独演会 at 三鷹市芸術文化センター
立川春樹 饅頭怖い
立川談春 夢金
立川談春 居残り佐平次

・11/21(土) 柳家三三独演会 「秋二夜」 at 中野ZEROホール
柳家わさび 居候
柳家三三 双蝶々 上・中
柳家三三 双蝶々 下
柳家三三 締め込み

・11/27(金) 下丸子らくご倶楽部 at 太田区民プラザ
立川らく八 真田小僧
立川らく次 くっしゃみ講釈
立川志らく 紺屋高尾
林家木久蔵 時そば
柳家花緑 中村仲蔵

・12/1(火) 立川志雲改メ立川雲水 真打昇進披露落語会 at 銀座ブロッサム
立川こはる 子ほめ
立川吉幸 大安売り
柳家喬太郎 擬宝珠
立川談春 一分茶番
立川志の輔 猫の皿
立川談志・左談次・龍志・談幸・志の輔・談春・雲水 口上
サンドウィッチマン 漫才
立川雲水 竹の水仙

・12/4(金) 三遊亭王楽 真打披露興行 大独演会 at 東京芸術劇場
三遊亭好太郎 しの字嫌い
三遊亭王楽 猫の皿
立川談春 三人旅 おしっくら
好太郎・談春・好楽・王楽 口上
三遊亭好楽 風の神送り
三遊亭王楽 三味線栗毛

・12/8(火) 志らくのピン 〜古典落語編〜 at 内幸町ホール
立川志ら乃 お若伊乃助
立川志らく 二十四孝
立川志らく 中村仲蔵

結構落語のこと書いてませんでした。
談春の「居残り佐平次」、三三の「双蝶々」のことを書きたい!
でも、今日はこの辺でお時間です。

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