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木曜日, 3月 19, 2009

3/17 立川志らく独演会


3/17 立川志らく独演会 at 銀座ブロッサム。

なかなかチケットが取れず、定例で行われている「志らくのピン」にもなかなか行けず、なんやかんやで久しぶりの志らく、2007年7月の「談志・志らく親子会」以来の生での志らくさんでした。

志らく落語の魅力、僕が感じる一番の魅力は志らくさんから発せられるパワー、エネルギー、オーラの幅と凄みです。
ぐっと、ぐぐっと、ぐぐぐぐぐぐっと引き寄せられます。

今回は忠臣蔵をテーマにした落語二席。
まずは「吉良の忠臣蔵」。
世の中に出回っている忠臣蔵のほとんどが浅野内匠頭の無念を晴らす赤穂浪士の英雄物語として書かれたものばかりですが、目線を180度変えて世間では「意地悪な老人」として描かれている吉良上野介の本音、無念を描いた噺。
「本当はいじめてなんていないんです・・・」という吉良上野介の心の叫びが心に響きました。面白い!

二席目「中村仲蔵」は斬新な自己演出や芝居の研究で「名題」にまで出世した歌舞伎役者中村仲蔵の噺。
芝居でしくじったと落ち込む仲蔵を大きな心で受け止め、仲蔵の芝居の可能性を誰よりも認め評価しじっくり丁寧に見守った師匠市川団十郎。
何か志らくさんと談志さんってこんな感じなのかな〜と勝手に妄想してしまいました。
そういえば前述の2007年の親子会で幕が下りた後に談志さんがトリを終えた志らくさんに歩み寄り、「こいつは大丈夫です」と言ったことを思い出しました。
いいな〜この関係。

ま、能書きはさておき、立川志らくさんの落語をこの先何年何十年も体験できると思うと、嬉しい限りです。

3/26は紀伊国屋ホールで「立川志らく『雨ン中の、らくだ』出版記念落語会」です。

嬉しい。

1 件のコメント:

Anonymous 匿名 さんは書きました...

志らくはいいよねぇ。CDやラジオでは聞いたことあるんやけど、生で観た事ない。是非観たい!やっぱ、談志の弟子は、個性派ぞろいでオモロいよね。あー、日本もいいよね。では。

6:01 午前  

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