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月曜日, 9月 21, 2009

9/20 立川流特選会

9/20(日) 立川流特選会 立川志らく・立川談笑 二人会 at よみうりホール

いいぞ〜、志らくさんネタのブログを4連投。
もはや「神様、仏様、稲尾様」ならぬ「志らく様」。
ヨン様が倒れたばっかりなので何となく「〜様」はやめよう。
でも稲尾は4連投じゃないし、「雨雨権藤、雨権藤」、いや1989年10月12日の近鉄-西武ダブルヘッダーの近鉄ラルフ・ブライアントの2試合またぎの4連発か。

前置きはさて置き、僕にとっては夢の競演の志らく・談笑二人会。
前にも「夢の競演」って表現使ったな・・・ま、いいか。

ネタ帳
談笑 子別れ・改
志らく 疝気の虫
談笑 居酒屋・改 イラサリマケー
志らく 紺屋高尾

開口一番、前座さんの登場もなくいきなり談笑さん。
しかも子別れ。人情噺。僕も、多分他のお客さんもチューニングを人情噺に合わせるのにちょっと苦労したものの、なおかつ、建設会社の社長と若い衆の会話から始まって、ようやく子供が出てきて名前が「亀ちゃん」、そこでやっと「子別れ???」と気付いてからはずんずん噺に引き込まれ、不覚にもジーンと来てしまい、ギャグで笑ってしまい、思わず涙が出てしまいました。
古典の内容をベースにした改作で、亀ちゃんが出て行った父親に会うために
「高い建物を建てているところに行けばお父ちゃんに会えるかも知れない」
というところが僕のつぼでした。

続いて志らくさん。
噂に聞いてた志らくの「疝気の虫」。
志らくさん曰くSF落語「疝気の虫」、これでもかっていうぐらい笑いました。

シャッーーーーー!!

と鳴く疝気の虫はグレムリンであり、スターウィーズのイウォークであり、全然脈絡ないんですが疝気の虫が食道を登って行くところは勝手に「シャイニング」の『あの男』の顔が思い浮かびました。
聞くところによると「疝気の虫」を志らくさんが演劇にするとかしないとか。
「疝気の虫」ってどんな色してるんだろう、体の模様はどんな感じだろう。
どうやって子孫を残すんだろう。
テレビでココリコ・田中さんが絶賛してたビワアンコウのような繁殖方法がいいな。
http://www.wikiterious.com/html/modules/pukiwiki/269.html

談笑さんの鉄板ネタ・イラサリマケー、志らくさんの紺屋高尾。
紺屋高尾は談春さんのをよく家で聴いているですが、

「わちきのような者でも、主の女房はんにしてくんなますか?」

ここがめっちゃ好きなんです。
ここを聴きたいがために何度もリピートしたりします。
そんな大好きな「紺屋高尾」を聴けた喜び。

月並みな言い方ですけど、落語って一期一会なんです。
この落語家さんのこのネタが聴きたい!このネタをこの落語家さんで聴いてみたい!って思ってもなかなか実現しないんです。

今回の二人会、僕にとっては全部大好きな噺でした。

いつも楽しい落語をありがとうございます。

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